■ Flange View-011
2000年9月29日(金)@下北沢屋根裏
オトサタ/犬風/アネモネ/VEGA POP/GLOPTIN

今回は「日本」をテーマに日本人ならではのロックを展開しているバンドを集めてみました。日本人であるが故のリズム感、語感、空気感、存在感などが巧く出ていたと思えました。

オトサタ
エレアコ、エレキベース、ドラムという、ライブハウスでは珍しい一風変わった編成のフォークロックトリオ。日本人特有の土着的スピリッツを爆発させています。今日はさしずめ秋祭り!、てなカンジでした。で、粘性のある昭和感もタマラナイものがありました。曲は割とポップですねー。ハラ君の少女趣味とも相成って、不思議な空気感を紡ぎあげていました。ちなみに、ベースはHAIRHOLE BURNERSのツル君です。なかなか良いベースを弾いています。これからもココラ辺の空気感を大事にしていったら面白いことになるでしょう。期待してます。
犬風
今日はホント炸裂していました。Flange View数回に渡って出演してくれてますが、今日の犬風は凄かった。一皮も二皮もむけたカンジで嬉しかった。ちょっと、嫉妬もしましたけど(笑)。犬風がギターを鳴らしただけで、ハコの中の空気が一瞬にして変わる。バンドでもこういう空気を一瞬にして変えるのは難しいのに、犬風はたった一人でそれを成し遂げる。ストロングな表現力である。なんか、ライブを観てるはずなのだけれども、いつのまにか犬風の中をのぞき見してるような気分になってしまう。だからこそ、観てる方は息を押し殺しながら観てるのだろう。最後にやった曲はいつもと少し雰囲気が違っていた。アレは新境地だろう。突き抜けたカンジがして凄く良かったと思います。
アネモネ
日本ロック党という企画をやってただけのことはあります。説得力ありすぎです。ホントに日本の硬派なロックバンドです。かっこいいです。自分達は決してオルタナじゃないと言っておりますが、自称オルタナバンドよりもスピリッツは段違いでオルタナであることは間違いないと思います。特にフックの効いたアレンジは悔しいくらいに素敵です。今日のアネモネはやはりテンション高くて良かった。新しいドラムともだいぶ馴染んできたみたいですし、ニールヤングのカバーと新曲も観れて満足度は高かったのです。関係ない話ですが、全員ロールアップでしたよね? そーですねー(笑)。
VEGA POP
日本語ロックといえばこのバンドを忘れてはいけないです!日本語の語感を大事にした歌詞は聴いていて、とても気持ちがよいのです。で、この演奏の説得力は一体何なのでしょうか?ありすぎです(笑)。もはや、ケチのつけようがありません。タダマさんの声は曲がりくねりながらも、鋭く真っ直ぐ貫いています。こんな不可解な現象を納得させてしまうほど、歌に説得力あるのです。イマイさんのギターは、東洋と西洋がヘンにぶつかることなくコラボレイトしています。アヤさんのベースはパンク。ゾクゾクするくらいカッコイイ。今回は特にライブを引っ張っていたと思います。ノリさんのドラムは、どこかトボケたような雰囲気があるのですが、これまたカッコイイ。細かいことを言うと、バスドラの入るタイミングが絶妙。気持ちがよいのです。VEGA POPのようなスタイルの貫きっぷりは、観る人に勇気を与えてくれます。ホント勉強になります。
GLOPTIN
さて、何を書けばよいのやら・・・。今回はなかなか曲が決まらなかったなぁー。当日まで決まらなかった(笑)。そう、8月中は修行に励んだ。そして、今自分がいる位置がちょっと分かった。解ってしまったら、色々な問題点が浮き彫りになってきた。でも、解決するのは時間がかかりそうなものばかり・・・。今回の5曲は、これからの方向性を示唆するのと同時に、今まで蓄積したものの精算であったかも知れません。(とかいって、毎回こんなカンジだなぁー)。
さて、今回の企画でFlange Viewはステップアップのために放浪の旅にでます。別にやめるわけでも、中断するわけでもないのです。ただ、場所を転々とするかも知れません。Flange Viewはもっとフットワークが軽くなるかも知れません。それによって、もっと多くの人にFlange Musicを紹介できそうなので、今からわくわくしています。どうぞ、これからもこの企画、Flange Viewをよろしくお願いします!だんだん面白いことになってきてるので、楽しみにしていてくださいませ。 

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