■ Flange View-019
2002年1月20日(日)@東高円寺UFOクラブ
pan/O-ne/パパライオン/ボスチーズ/GLOPTIN

テーマは「21世紀の錯綜するベクトル」つまりは、混沌はとことん。

O-ne

3回目の登場となる彼女たち。今回も清々しいくらいに、自分達の音を放出してくれた。ベースとドラムという今ではよくある編成だが、O-neの場合そのフリークスな編成をなんのためらいもなく地でいっている。つまりは自然なんだろう。スれる事なく、可愛く、やかましく、妙にへんちくりんだ。彼女たちを見ていると、アンダーグラウンドなんてどうでもよくなる。そういういさぎよさが私は好きなんです。

pan
マジキックの若手ライオン。インプロ、インストをオシャレではなく、マジで愛しているバンドだと思う。特に大谷君の音の追求心は、感心してしまう。そこまで考えなくてもいいんじゃないかというほど考えている。そして、練習熱心だ。以前は個々の音が勝手気ままに出されてる印象もあったが、今回は音の会話も感じることが出来いいバンドになったなぁとの印象になった。既存のフォーマットを自然に飛び越えてしまうようなバンドになって欲しいなとも思った。今回の演奏はとても面白かったと思った。
パパライオン
ギターのミッチャンが抜けて今後の活動が心配ではあったが今回のライブを見て安心しました。ミズキ君の織りなすギターコードとケイジ君のリズムは妙にマッチしている。バンドというかユニットみたいだが、そのグルーブは私は好きだ。今回はHAIRHOLE BURNERSの永井君をゲストに迎えてのパパライオンとなったが、永井君は彼らとつきあいも長い(シャレではない)せいか違和感なくはまっていた。むしろバンドをの音を引っ張っていた様子もあった。永井君は無自覚かもしれないけど、彼のギターには人を惹きつける魔力をもっている。ミズキ君とケイジ君はその魅力をパパライオンの魅力に上手く昇華してるように思えた。今後は2人だけのパパライオンに興味を凄く惹かれる。
ボスチーズ

ある意味とてもUFOクラブなバンドだと思う。あのハコの雰囲気にとけ込んでいる。今回初登場のボスチーズはハードなロックグルーブをインストで表現する3人組だ。エレキのもつエッジと弾力を上手く表現してると思う。じつにアンプリファーだと思う。ドラムは躍動を担当し、エレキに魔法をかける。聞き手は頭のはじっこでビリビリとエレキロックの匂いを受信する。出して、受けとめる。よくわからないけど、これがロックンロールなんだろう。エレキの音は病的だけれど、大好き。頭がイカレそうだけれど、もっと聴いていたい感じになる。

GLOPTIN
個人的には4連続ライブの最終日。いろいろあった。そのイロイロを今回ぶつけてみたのだが、なかなか潔くできなかった。エレクトリックとアコースティックの対比と融合。これが今は一番やりたいこと。常に区別を強いられる音だが、区別されてしまうと音の魔法はちょびっと薄れる。理性で抑制されてしまうからだろう。ジャンル分けが当たり前になり、活動の住み分けが綺麗に整理された状況に不満を持たない人も多いいだろうが、私は不満で仕方がない。だって、音が本来もつ魅力を半減してしまうだけだと思うからです。僕は音のもつ魅力を探求してるんだと思う。前衛ではなく原点回帰で。

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